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カミーユの悲劇

泰葉が10年前以上前に離婚した小朝から暴行(階段から落とされたり、運転中に殴られていた)を受けていたとブログで告発しているのを見て、なんとなくカミーユ・クローデルのことを思い出した。
カミーユ・クローデルはロダンの愛人であり、モデルであった女性で、自身も優れた彫刻家だった。カミーユ・クローデルは才能があって、若く美しかったが、寡作でどの作品にもロダンの影がつき纏っている。寡作なのは、ロダンと別れた後、統合失調症になり精神病院に入ったっきり20年出てこられなかったというのと、入院する前は制作しても「ロダン先生が私のアイデアを盗みに来る」という被害妄想にとり憑かれて作品を自ら壊していたからである。
カミーユ・クローデルが19歳でロダンに弟子入りした時、ロダンは独身だったので「愛人」というのも変だが、ロダンには内縁の妻ローズがいて、カミーユ・クローデルからは制作のエネルギーを貰い、ローズからは安らぎを貰っていた。カミーユ・クローデルは美しく才能があったが、ロダンほど狡猾さはなかったし、自己愛性人格障害のロダンに利用されていたにすぎない。(ちなみに、ローズは死の1ヶ月前にロダンに籍を入れてもらえた。正に余命1ヶ月の花嫁)
で、まぁ、落語家と彫刻家に接点はなさそうだが、なんでなんとなく似てるな、と思ったかと言うと落語も彫刻も男の世界という感じがするからだ。で、そういう落語(彫刻)の世界に惹かれて、それをやってる男の人に惹かれたんだけど、相手が悪かったので精神壊されたのが同じだなと。
ただ、今回の泰葉の言ってることを殆どの人は「ハイハイ、またか」と聞き流してるだろうし、ネットには「炎上商法」とか書かれてたし、小朝も相手にしないだろうけど。
炎上商法というか、夫婦間でモラハラに遭ってフラッシュバックしてきてるだけだと思う。泰葉は両極性障害なので、春になって暖かくなってきたから躁状態になって暴走しているだけかもしれない。
離婚した時は金屏風の前でホルダーネックの服を着て、泰葉が「金髪豚野郎」とか言ってて、金髪豚・・・じゃなくて、小朝も大変そうだな、と思った。私だけじゃなくて、世の中の殆どの人はドン引き(特に、男性は)だったと思う。その後、泰葉は「開運離婚」という本を出したり、テリー伊藤に泣きながらわけのわからんことを言っていて「精神疾患を患っているのは・・・?」と思っていたら、案の定、躁ウツ病だった。
ホルダーネックの服を着て肌を露出していたのは「膝を出すな(短いスカートを履くなという意味)」と小朝に言われていた当てつけかもしれないし、テリー伊藤に「あたしを受け入れてくれる男の人がいるはずだ」とか言っていたのは「子どもを生むな(子どもはいらない)」と小朝に言われていて、いざ離婚したら子どもが生める年齢じゃなくなってて悲しくなったのかもしれない。
離婚した時はわからなかったけど、今更騒ぎだしたことによって、私は「カミーユ・クローデルと同じように、泰葉も才能や人生を潰されたのかなぁ」と感じた。でも、こればっかりはいくら言っても被害者が損をする類いの話で言えば言うだけ「イタイ女」になってしまう。
モラハラは裁判しても勝てないし(立証しづらい。高橋ジョージのように加害者が最後まで認めないから)、人に言っても愚痴を言ってるだけに聞こえるし、ブログに書けば不愉快だと叩かれる。ましてや、夫婦間なんて結婚している間は「好きで一緒になったんだから」とか「結婚は忍耐だ」とか、そういう一般論を言われて「私も悪かったのかな?」と思ってしまうから不思議。ヤバイと思ったら、精神疾患を患う前に逃げなきゃ。
「智恵子抄」の高村智恵子が統合失調症になったのも高村光太郎に原因があったのではないかと詩学の先生が言ってたことがあって、びっくりした。高村光太郎は病んでいく智恵子のことを考えて温泉巡りをしたり、九十九里浜に移住したり、亡くなった後も「智恵子抄」を出版したりしているので、モラハラ男とはほど遠い印象だが・・・?
結局、夫婦とか家族という密室の中の出来事の真相はわからないし、それを表に出さないことが美徳とされているから人生を潰された方の言い分は抹殺されるわけだ。職場でも家庭でもモラハラ男にタゲられたらおしまい。我慢してるとどんどん悪い方に悪い方に持って行かれる。病む前に速攻で逃げなきゃ。